幸せを謳う 青いカナリア
彼はまだ雪解けの瞬間を
夢見てるのだろう
幸せ求める人に届けと
今はもう枯れ果てた声で
歌い続けている
#208 2025-08-19青いカナリヤ
憐れなほどに互いを傷付けて
負け犬同士が争う 成れの果て
おかしなことをひたすら繰り返して
誰かが それを 嘲笑う
#207 2025-08-12sneer
最後の海 ナグルファルの
船上にて 広げる美しき
腕の中 回天の影絵が踊る
凍てつく繭が砕けて
生まれる 七つの知恵
#206 2025-08-05ナグルファルの船上にて
いつも いつでも 側にいたいよ と
繰り返す程に その手に握る 尊さが
届かない声は 今 静かに微笑んで
全てを拒んで 目を閉じた
その景色は 嘘に 溶けて
#205 2025-07-29Close to you
八卦よいで見ろ かくも五月蝿き
夜泣き病のやむ気配なし
明け方の四時 浴室で吐く
グラスを持て oh, 羯諦 波羅僧羯諦
#204 2025-07-22カルト
夏に隠れてさ
ついでに巻き起こしたい
有限の飛行船で登っていく
明日をまた素直に待ってる
空になるサイダーと
#203 2025-07-15夏
過ぎ去った景色の 記憶も曖昧に
峡谷を超えて 次の町まで
破れた約束と 戻らぬ後悔を
風に乗せて 届くまで
#202 2025-07-08白翼の郵便配達
空のむこうへ
身を馳せたらどこへでも行ける
そんな気がした
昼下がりの晴れた日のこと
世界が今も回る
私のこと置き去りにするように
一人ぼっちでいるそんな
私をどこか遠くへ