過(す)ぎ去(さ)った景(け)色(しき)の 記(き)憶(おく)も曖(あい)昧(まい)に

峡(きょう)谷(こく)を超(こ)えて 次(つぎ)の町(まち)まで

破(やぶ)れた約(やく)束(そく)と 戻(もど)らぬ後(こう)悔(かい)を

風(かぜ)に乗(の)せて 届(とど)くまで

#202 2025-07-08白(しろ)翼(つばさ)の郵(ゆう)便(びん)配(はい)達(たつ)

   空(そら)のむこうへ

身(み)を馳(は)せたらどこへでも行(い)ける

  そんな気(き)がした

    昼(ひる)下(さ)がりの晴(は)れた日(ひ)のこと

   世(せ)界(かい)が今(いま)も回(まわ)る

私(わたし)のこと置(お)き去(ざ)りにするように

  一(ひと)人(り)ぼっちでいるそんな

        私(わたし)をどこか遠(とお)くへ

#201 2025-06-25大(だい)事(じ)な忘(わす)れもの

消(き)える飛(ひ)行(こう)機(き)雲(ぐも) 僕(ぼく)たちは見(み)送(おく)った

眩(まぶ)しくて逃(に)げた いつだって弱(よわ)くて

あの日(ひ)から変(か)わらず いつまでも変(か)わらずに

いられなかったこと 悔(くや)しくて指(ゆび)を離(はな)す

#200 2025-06-17鳥(とり)の詩(うた)

しんしんしんしん

しんしんしんしん

しんしんしんしん ゆきふりつもる

しんしんしんしん ゆきふりつもる

しんしんしんしん ゆきふりつもる

しんしんしんしん ゆきふりつもる

しんしんしんしん

しんしんしんしん

#199 2025-06-10ゆき

頭(あたま)ん中(なか)また煩(うるさ)く

脳(のう)内(ない)騒(さわ)ぎ始(はじ)まった

真(ま)っ青(さお)な顔(かお)でいるあんた

どう考(かんが)えても考(かんが)えすぎ

#198 2025-06-03自(じ)己(こ)会(かい)談(だん)

心(こころ)の呪(のろ)いを 解(と)いたって

正(ただ)しい道(みち)は 見(み)つからないけど

その代(か)わり 理(り)屈(くつ)の重(おも)いドアを

こじ開(あ)けていく魔(ま)法(ほう)を

乗(の)り越(こえ)えていく魔(ま)法(ほう)を

いくつも見(み)つけたろ

#197 2025-05-13Worlders

つま先(さき)はあなたに 喉(のど)笛(ぶえ)はあなたに

網(もう)膜(まく)はあなたに 末(まっ)梢(しょう)神(しん)経(けい)はあなたに

鼓(こ)膜(まく)はあなたに 動(どう)脈(みゃく)はあなたに

気(き)管(かん)支(し)はあなたに 私(わたし)のすべてはあなたに

#196 2025-05-06交(こう)通(つう)安(あん)全(ぜん)

何(なん)光(こう)年(ねん)先(さき)覗(のぞ)いた景(け)色(しき)に

私(わたし)の瞳(ひとみ)は見(み)えてる?

太(たい)陽(よう)からあなたの心(こころ)の距(きょ)離(り)まで

科(か)学(がく)はほんとに観(み)えてる?

#195 2025-04-29Departure